実家で倒れていた母を見つけて考えた、「もしも」の備え

介護

こんにちは。60歳おひとり女子、夢葉いつよです。

昨日、久しぶりに実家の母に会いに行ったところ、まさかの光景が待っていました。母が床に倒れていたのです。まるで力尽きたかのように、動けずにいました。

声をかけると、か細いながらも返事があり、意識はしっかりしている様子。でも、母は両膝に人工関節が入っていて、自力で立ち上がることができません。どうやら夜中にトイレに行こうとして倒れ、そのまま朝まで助けを呼べなかったようです。

以前から転倒の心配はしていましたが、いざその場面に直面すると、私一人ではどうすることもできず…。母を起こすには力が足りず、急きょ弟を呼び、二人がかりでようやく椅子に座らせることができました。

倒れてから時間も経っていたため、母は疲れ切っており、私はその様子に胸が締めつけられる思いでした。


緊急時の「もしも」に、どう備えるか

今回の出来事で痛感したのは、「定期的な介護サービス」だけでは対応できないということ。必要なのは、緊急時の即対応ができる体制です。

実家にはスマホとガラケーを置いてありますが、常に母の手元にあるわけではありません。いざという時に使えないのでは意味がない…。また、私も弟も普段は仕事があり、すぐに駆けつけられるとも限りません。

そこで、母の「もしも」に備えるサービスをいろいろと調べてみました。


高齢の親を見守るためのサービスいろいろ

◆ 自治体の見守りサービス

母の住む地域では、希望すれば無料で高齢者向けの見守り機器を配布してくれるそうです。ただし、平日に母を連れて市役所へ行く必要があり、少しハードルが高い印象…。


◆ ミ・マモーレ

👉 https://www.me-mamore.com
ペンダント型の通報装置を使い、ボタン一つで家族に連絡が届く仕組み。シンプルだけど、最終的に駆けつけるのは家族なので、少し不安が残ります。


◆ ALSOK(アルソック)の見守りサービス

👉 https://www.alsok.co.jp/lp/mimamori10
人感センサーで動きを感知し、異常があればガードマンが駆けつけてくれる心強いサービス。必要に応じて救急車の手配もしてくれるようです。ペンダントコールなど、オプションも充実。


◆ ヤマト運輸の見守りサービス「クロネコみまもり」

👉 https://nekosapo-order2.kuronekoyamato.co.jp/mimamori.html
専用の電球を使い、スイッチのオンオフ状況で異常を検知。必要に応じて配達員が訪問してくれる点が特徴です。


◆ 象印のみまもりほっとライン

👉 https://www.zojirushi-direct.com/ext/mimamori.html
専用のポットを使用し、その使用状況から生活のリズムや異変を見守るというユニークな方法。ポットなら高齢の方も自然に使えそうですね。


家族で話し合うことから始めよう

今日もまた、実家に母の様子を見に行きます。弟とも今後の対策を話す予定です。
“安心して一人暮らしを続けてもらうにはどうしたらいいか”を、現実的に考えるタイミングが来たようです。

母の安全を守ることが、私たち家族にとって一番の願い。
「いつか」ではなく、「今」動かなければと、強く感じています。

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