こんにちは。60歳おひとり女子、夢葉いつよです。
今日はちょっと変わった話題を。私が最近気になっている生成AI「Gemini」についてお話しします。といっても、ガジェット好きのレビューではありません。私が長年関わってきた介護の現場で、もしかしたらこのAIが役立つかもしれない——そんな予感をお伝えしたいのです。
「傾聴」が苦手な私が見つけた、AIの可能性
私はもう25年以上、介護の仕事を続けています。仕事の中で、昔からちょっと苦手だったのが「傾聴」。高齢のご利用者のお話にじっくり耳を傾ける…とても大切なことですが、正直に言うと、集中力が持たなかったり、相づちに困ったりすることが多いのです。
そんなとき、「ロボットにお願いできたらいいのに」と思ったことは、一度や二度ではありません。
GeminiってどんなAI?
最近になって、Googleの生成AI「Gemini(ジェミニ)」を、やっとiPadにインストールしました。ニュースやネットでも話題になっているこのAI、実は音声で会話ができる機能「Geminiライブ」が搭載されているんです。
ある朝、ラジオで「これからはGoogle検索ではなく生成AIで調べる時代になる」と聞き、興味が湧いてアプリを開いてみたら、まさにそのGeminiライブの招待が表示されていました。
話しかけてみたら…会話が止まらない!
試しに、「職場の電子レンジが使えるようになってうれしいです」と話しかけてみると、Geminiがちゃんと反応してくれました。それどころか、向こうから話題を広げてきて、会話が終わらない!
相手のテンポや雰囲気に合わせて、言い方を変えてくれたり、「うーん…」と私が返事に困って沈黙した時には、Geminiも同じように唸ってから、直前の話題を丁寧になぞってくるんです。
これ、人間でもなかなかできることじゃないですよ。まさに傾聴スキルのプロ級!
飽きたらすぐ閉じられるのも、AIならではの利点
Geminiの会話は面白かったのですが、私はしばらくすると飽きてしまい、アプリを閉じてしまいました。でも、疲れたらすぐにやめられるのも、AIとの会話ならではの魅力。人間同士なら、気を遣ってしまうところですからね。
傾聴AIロボットがあったら…?
このGeminiの技術を応用して、「話しかけると優しく返事してくれる傾聴ロボット」ができたら、介護の現場ではものすごく重宝されるのではないかと思います。
高齢者の「話したい気持ち」を受け止めることは、本当に大事。でも、すべてを人間だけで担うのは、どうしても限界がある。AIがそっとその役割を担ってくれる時代が、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。
おわりに
今回は、私が体験したGoogle Geminiとの会話について、感じたことを綴ってみました。介護の現場で働いている方や、ご家族を支える方にとっても、ちょっとした希望になる話題になれば嬉しいです。
AIは怖いものでも、遠い未来の技術でもありません。使い方次第で、やさしさを届ける手段になると、私は感じました。
また面白い使い方があったら、ご紹介しますね。
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