こんにちは。60歳おひとり女子、夢葉いつよです。
今日は、私の人生を変えた1冊の本との出会いについてお話ししたいと思います。
物欲とストレスにまみれた日々
40代半ばの私は、物欲に溺れ、仕事は過酷、毎日が挫折と悩みの連続でした。そんな生活に疲れ果てた私は、シンプルライフという言葉に強く惹かれるようになっていました。
当時、同じように「もっとシンプルに、心地よく生きたい」と願う人は多かったように思います。バブル崩壊後の社会で、モノを持ちすぎた暮らしから脱却しようという風潮があったのかもしれません。
ノウハウコレクターの私が出会った“バイブル”
私はシンプルライフに関する本を次々と読み漁りました。まさにノウハウコレクター。でも、どれも「これだ!」と心から思えるものには出会えませんでした。
そんな中、ついに私の“バイブル”と呼べる1冊に出会います。
それが、**イレイン・セントジェームズ著『シンプルに暮らす100の方法』**です。
著者イレインの転換点に共感
著者のイレイン・セントジェームズさんは、1943年生まれのアメリカ人女性。仕事で成功し、高収入を得ながらも、忙しさに追われる毎日を送っていました。まさに「大きいことはいいこと」「たくさんあることはもっといいこと」という、1980年代アメリカの価値観の中に生きていたのです。
そんな彼女が価値観をガラリと変え、シンプルライフへと舵を切った。その経験が、この本には100の実践的な方法として綴られています。
10数年経っても、迷ったときはこの1冊
この本に出会ってから、私は禅、断捨離、ミニマリズムなど、さまざまな生き方を模索してきました。でも、迷ったときに手に取るのは、いつもこの1冊。
著者はユーモアがありながらも辛口で、時に厳しい言葉もあります。アメリカ社会の背景が反映されているため、日本の私たちにはピンとこない部分もあります。それでも、この本には普遍的な「心の軽やかさ」へのヒントが詰まっているのです。
今は絶版。でも、届けたい
残念ながらこの本は現在絶版で、中古でしか手に入りません。電子書籍化もされていないため、入手が難しいのが現状です。
だからこそ、これからこのブログを通じて、この本の魅力や、私の実践してきたシンプルな暮らしのアイデアを少しずつご紹介していけたらと思っています。
この本との出会いが、私の人生を変えたように、ブログを読んでくださるあなたの毎日にも、何か小さな気づきやヒントを届けられたら嬉しいです。
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