こんにちわ。60歳おひとり女子の夢葉いつよです。
今回は、突然届いた「高年齢雇用継続給付」の書類に戸惑い、そこから始まった私の奮闘と気づきについてお話しします。これ、誰も教えてくれなかったけど、意外と見逃せない制度でした！
「なにこれ？」怪しい書類が届いた
前職を退職してもうすぐ2か月。そんなタイミングで、前の会社から『雇用継続給付金の案内』なる書類が届きました。
「え？今さら？」「返信しろって言われても…怪しい！」
一瞬、詐欺かとも思いましたが、よく見ると「高年齢雇用継続給付」についての案内らしい。
高年齢雇用継続給付とは？
徹夜で調べました。
この制度は、60歳〜65歳未満の雇用保険被保険者が対象。60歳到達時の賃金よりも75％未満に下がった場合、その差を補填する目的で支給される給付金です。
主な２種類の給付
- 高年齢雇用継続基本給付金：60歳以降も同じ会社で継続して働いている人が対象
- 高年齢再就職給付金：60歳で失業保険を受給後、再就職した人が対象
私も対象になるの…？
私は60歳で前職を辞め、失業保険を申請せずに別の会社へ再就職しました。
調べた結果、このようなケースは「高年齢雇用継続基本給付金」の対象になるらしい。
申請条件も満たしていました：
- 60歳以上65歳未満である
- 雇用保険の被保険者期間が5年以上ある
- 60歳到達時より賃金が75％未満に減っている
- 支給対象月も雇用保険に加入中
気がかりだった「前の会社との関係」
書類の返信先は、前の勤務先。できれば関わりたくない…というのが本音です。
でも調べるうちに分かったのは、初回の申請だけ前の会社が必要だということ。
なぜなら、「60歳時点の賃金情報」は、前の会社しか出せないから。
2回目以降は、今の勤務先に申請をお願いすればOKとのこと。なるほど納得。
ところが「在職支給停止」というワードが…
調べていると、今度は「在職支給停止」という気になる言葉が。
これは、働きながら老齢厚生年金を受け取っている人が、収入が多いと年金が一部カットされる制度。
具体的には、「給与＋年金」が月28万円を超えると、その超過分の半額が年金から差し引かれるそうです（※60〜64歳の場合）。
私の場合、給付金が月に1万数千円支給され、年金から3千円ほどが差し引かれる見込みとのこと。
まとめ：小さな金額でも、貰えるものは貰う！
昨夜はあれこれ調べてほとんど寝ていませんが、結果的に「高年齢雇用継続給付」は私にも関係のある制度だとわかりました。
金額は確かに小さいけれど、知らずにスルーしていたらもったいない。
だって、こういう情報って誰も教えてくれないんですもの。
書類、ちゃんと返信しようと思います。
私と同じように60歳以降も働いている方は、一度確認してみてくださいね。
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