60歳からの挑戦!市民後見人を目指して養成講座に申し込みました

シンプルライフ

こんにちは。60歳おひとり女子の夢葉いつよです。

このたび、少し先の予定ではありますが、「市民後見人養成講座」を受講することになりました。将来的には、地域で後見人として活動し、高齢者や障がい者の権利を守るお手伝いができればと考えています。

私はかつて、ケアマネジャーとして働いていました。ご家族からの相談対応を通じて、認知症の進行や家族関係の悪化により、金銭管理や身上監護が困難になるケースを多く目にしてきました。そのたびに「後見制度の必要性」を強く感じていました。

実は20年ほど前、社会福祉士を目指して通信講座を受講した経験もあります。あの頃も後見活動に関心がありましたが、当時は夜勤のある介護職をしており、仕事と勉強の両立に疲れてしまい、残念ながら挫折してしまいました。通信教育は基本的に独学ですし、内容も障害者福祉や制度論など、私にはなじみがなく、興味を持てないまま終わってしまったのです。

それから年月が経ち、私は現場の介護職からケアマネジャーへと役割を移しました。制度への理解も深まり、当時よりも視野が広がったと感じています。そして今は、60歳を過ぎ、仕事も週4日のパート勤務。体力は落ちても、経験を重ねた分、人との関わり方には自信があります。

市民後見人は、弁護士や司法書士などの専門職とは異なり、資格がなくてもなれる立場です。その分、報酬や責任の面では限界もありますが、私にとっては「今だからこそ挑戦できること」だと感じています。研修のハードルもそれほど高くなく、第一歩としてはちょうどいいのかもしれません。

現在も介護相談の業務に関わる中で、ご家族から「金銭管理」「相続」「家族信託」などの相談を受ける機会が増えており、法的な知識の必要性を日々感じています。講座で得た知識は、相談業務だけでなく、今後の情報発信にも活かしていきたいと思います。

チャレンジできることがあるって、ありがたいですね。今からとても楽しみです。

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